Interview

後悔しない仕事をする。
全力を尽くす。
それが、人生になる。

S.N

アセットソリューション部 / 2021年入社 /
土木科都市計画専攻修了

  • 不動産部門
  • 2020年代入社
  • 新卒入社

大学時代の専攻は土木学科都市計画。物流の配送ネットワークの効率化について研究していた。中学から大学まで10年間野球部に所属。野球はチームで勝負しながらも、個人でも勝負ができるスポーツ。一試合のなかの一瞬で個が輝くことができる所にロマンを感じているが、ヒューリックにも通じるところがあると思う今日この頃。不動産統括部の業績チームを経て、アセットソリューション部に所属。持ち前の行動力で、既存の業務以外の“新しいこと”にも積極的に関わっている。

※所属部署・役職・内容は取材当時のものです。

Careerこれまでのキャリア

入社1〜2年目

不動産統括部 業績チームにて、不動産部門の業績管理(PL・BSの計画作成・見込管理)、DX案件の推進に関わる。

入社3年目〜

アセットソリューション第一部兼アセットソリューション第二部兼アセットソリューション第三部の売却チームにて、不動産の売却業務全般、販売用不動産のアセットマネジメントに従事する。

弱小野球部が起こしたミラクル。
夢を追うこと。後悔しないこと。

高校3年の夏。毎年一回戦で負けるような野球部が、強豪校に勝つというミラクルを経験した。僕はキャプテンだった。地元の新聞にも載った。勝ち進んでシード校と当たっても善戦。これはいけるぞと拳を握りしめた。ところが、サヨナラ押し出しデッドボールというあっけない負け方で散った。わだかまりの残る、すっきりしない結末。
その時に思った。このまま止めたくない。勝敗も大事だけど、シード校レベルのハイレベルな環境で自分の可能性を試し、自分の全てを出し尽くしてから引退したい。そうして身の丈に合わない大学体育会野球部への入部を決めた。
就職活動時の自己分析の時に、ふとそのエピソードを思い出した。全力を尽くせる、全力を尽くしてもついていけるか分からないハイレベルな会社。僕にとってはそれがヒューリックでした。

入社してすぐに、不動産統括部の業績チームという、会社全体の数字を管理する部門に配属になった。年間通しての利益計画を作成したり、決算説明など外部に出す重要な数字をまとめる仕事です。
メンバーは部長と若手の先輩と僕。経営の数字を扱う仕事、最初はまったく想像もつきませんでした。部長に「簿記の3級はとったほうがいい」と言われ1年目の5月に取得しました。早すぎるぞ、と上司は笑っていましたが、できることが無いので、できることに全力を尽くすしかない。僕のがむしゃらな社会人生活がスタートしました。

できないなら、練習すればいい。
つまずいたら、
もう一度チャレンジすればいい。

1年目の時、正直先輩がやっていることが凄すぎて、全然ついていけないと思いました。年間の利益計画など経営の数字を作る仕事は、1年間通しでやってみて、やっと理解できるところがある。先輩は僕の隣に座って、ぜんぶ丁寧に教えてくれた。先輩がまとめた資料を僕がチェックする。先輩の真似をして僕がまとめた資料を先輩がチェックする。こうして間違いを減らし、数字の精度を高めていく。
やはり数字が合わない時が一番大変でした。10億円ズレていることもあった。ロジックを組んで算出するが、どうしても合わない。あの手この手でズレの原因を突き止めていきます。この時に数字漬けになったことは、いまの物件の売却の仕事にも活きています。
売却というものはその時にバン!と利益が出る。収益に直結するインパクトを出すことができる。今期の利益計画を考えるとこの時期にこの物件を売るのは必達だな、など経営陣の視点をトレースすることができたことも大きな学びとなりました。

部門の仕事とは別で、DXプロジェクトメンバーとしての活動にも尽力しました。社内のさまざまなものの業務効率化を検討し、活用していくためのチーム。これまで馴染みがなかった分野の仕事でしたが、とても面白かった。
ちょうどコロナ禍だったこともあって、在宅勤務に必要な機器の準備や、テレビ会議用のモニターなどを設置したのもこのタイミングです。社員の声を拾うことも大事なので、全社的アンケートを実施したり、個別にヒアリングをおこなうことも多かった。「DX系のことはとりあえずNに聞いとくか」という感じで気軽に声をかけてくださる方が増えてきたのはやりがいにつながりました。

仕事は基本、手探り。
迷ったら原点に立ち戻る。
「なぜ、この仕事があるのか?」

3年目の春、アセットソリューション部に異動しました。チームリーダー、8年目社員、同期の4年目社員と僕。基本はチームリーダーと若手のツーマンセル。不動産実務初心者なので、つまずくことも多いんですね。そんな時、上司がすかさず助けてくれる。
過保護なサポートではなく、最小限のサポートで、最大限の結果を出せるように動いてくれている。すごいチームワークだ!と自分の部署ながら感動しました。まさにメンバーを活かすリーダシップ。僕はまだまだ未熟ですが、いつかはこんな仕事ができるようになりたいと上司の背中を見て日々学ばせてもらっています。

ヒューリックの仕事は、基本的に手探りの仕事が多い。だから「手探りの心得」がわかるようになってきた気がします。仕事を任される。本当に任される。その中でも、自分なりに道を探して、手探りで仕事を進めていく。
ちなみに、迷った時に指針にしていることがあります。それは「なぜこの仕事があるのか?どんな目的で依頼されているのか?」という原点を見つめることです。そうすれば、どんな数字・データが必要なのかがクリアになってくる。大きなズレが生じにくい。言われたことを言われた通りにやるのではなく、自分で考えて仕事を進めることができる。これからもいろんな壁にぶつかると思います。それでも、高校球児のようにあきらめずにバットを振り続けたい。頑張ります。

Other Interview

Page Top