Interview

仕事も、人生も、
一歩踏み込むことで
見える景色がある。

N.H

開発事業第二部 / 2015年入社 /
生活環境学部 住環境学科卒業

  • 不動産部門
  • 2010年代入社
  • 新卒入社

大学時代は意匠設計のゼミで学ぶ。復興を目的としたコミュニティセンターの設計という課題では、対象地域である宮城の湾岸に直接足を運び、現地の意見を取り入れたコンセプトメイクとゾーニングを行い評価される。入社後は開発事業部と開発推進部にてPPP事業の開発や建て替え検討、工事推進を経験。2020年10月から1年間産休を取り、現在は開発事業部にて、札幌ビルの設計・工事推進に携わっている。

※所属部署・役職・内容は取材当時のものです。

Careerこれまでのキャリア

入社1〜4年目

開発事業第二部に配属。奈良・両国・扇町のPPP案件や、札幌ビルの建替え検討・退去交渉、福岡ビルの建替え検討に携わる。

入社5年目〜

開発推進部に異動。プロジェクトの工事推進をメインに、両国PPPの工事、札幌ビルの解体、強羅ふふの設計、六本木の竣工前段階に携わる。同時期、東洋大学大学院へ進学する。

入社6年目〜

開発事業第二部に異動。札幌ビルの建替えの検討、工事の推進を行う。

このまま建築デザインの道に
進んでいいのだろうか?

学生時代は、建築デザインを専攻していました。一般的には、建築デザインを専攻している学生は、そのまま建築事務所やゼネコンなどに就職することが多いのですが、私はその道を選ばなかった。

というのも、大学時代に、宮城県のコミュニティセンターの設計に携わる機会があったのですが、実際にその地域に足を運んで、自分なりに色んなアイデアを設計に盛り込んだんです。それを見た研究室の教授が「Hは、地域や場所の特性を捉えるのが上手い」と褒めてくださった。その時、建築デザインではなく、その前段階であるコンセプト作りや、どこに何を配置するかというゾーニングの方が自分に合っているんじゃないかと思ったんです。
そして、教授の助言に背中を押されたこともあり、企画開発に携われる不動産デベロッパーという道に進むことを決めました。

入社初めての事業化案件、
ゆかりの地・
奈良のPPPプロジェクト。

入社2年目、奈良の大学に通っていたことがきっかけとなり、奈良県で行われるPPP事業に携わらせてもらうことができました。
「奈良の魅力を発信する施設」というコンセプトで行われたコンペで、ヒューリックを含めて4社が参加。他社ではなくヒューリックの提案が選ばれたのは、「奈良の景観に溶け込む」ことを意識して提案をしたからではないでしょうか。歴史ある奈良の街並みは、屋根の角度や色、形、向きに特徴がある。「食」という提示されたテーマに加えて「景観」も提案に活かしたことが他社と差をつけることができたポイントだと考えています。

後日、電話でコンペに選ばれたことを知った時、本当に嬉しかったのを今でもよく覚えています。
ただオーダーに沿った提案をするのではなく、その土地の風土や特性を感じ取って一歩踏み込んだ深い提案をする。このPPP事業で得た成功体験は、他の開発案件にも活かせる部分が多いと確信しています。

社会人としても、母親としても
どんどん成長していきたい。

PPP事業を経験した後は、開発推進部へ異動。配属された当時、PPP事業に携わっていた時と業務のスピード感が全く異なることに驚きました。
PPP事業は、一つの提案に向けてじっくり時間をかけていくのに対し、開発推進事業は一度に複数案件を抱えてスムーズに対応していくことが求められる。これまでテキパキと物事を進めることに苦手意識がありましたが、自然と「スピードを優先すべきこと」なのか、「クオリティを優先すべきこと」なのか判断しながら仕事をするようになりました。仕事に優先順位をつけられるようになったことで、ワークライフバランスの充実にもつながっています。

現在は子どもがいるので、時差出勤を活用して8時〜16時で勤務。子どもは社内の託児所に預けています。
子育てに仕事に、本当に大忙しの毎日ではありますが、まだまだ成長中の身。一人の母親として、一人の社会人として、これからもどんどん前に進んで行けたらいいなと思っています。

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