Interview
濃密な10年を、ありがとう。
ヒューリックを選んで
心から良かった。

K.S
開発事業第二部 / 2012年入社 /
工学系研究科卒業
- 不動産部門
- 2010年代入社
- 新卒入社
大学院では都市工学を専攻し、都市計画研究室に所属。「建物の高さ制限」をテーマに、自治体ごとの特色と課題を調査した。まちづくりや暮らしの提案に携わりたいという思いから、不動産業界を中心に就職先を探す。なかでも、PPP事業を先駆けて手がけるヒューリックの先進性に魅力を感じて入社を決意した。
※所属部署・役職・内容は取材当時のものです。
Careerこれまでのキャリア
入社1〜2年目
開発事業部に配属。PPP事業をはじめとする開発事業の企画・推進に携わる。
入社3〜4年目
アセットソリューション部に異動。物件の取得・売却業務に従事する。
入社5〜6年目
オフィス・商業ビルのテナントリーシングをする、当時新設のビル事業企画部に創立メンバーとして参加。同時期、東洋大学大学院に2年通学し経済学の修士号を取得する。
入社6〜7年目
鉄道会社へ出向。不動産事業部に所属し、不動産の新規取得を担当。
入社8年目〜
開発事業第二部に配属。入社当初の業務と同様の、開発事業の企画・推進業務を担う。
10年で4つの部署を渡り歩き
働きながらの修士号取得、
出向も経験。
生活者に密着した暮らしの提案とまちづくり、両方に携われる会社を探し、鉄道業界と不動産業界のどちらに行くか悩みましたが、迷った末にヒューリックを選びました。
決め手は、先進性でしょうか。ヒューリックは公的不動産の効率的な活用・運用をサポートするPPP事業に、2012年当時から既に注力していました。他社がやらない事業に次々と取り組む風土があるので、飽きることなく仕事を続けられそうだと感じました。
実際に、入社してからこの10年間で、保有物件の建替えやPPP事業の企画・推進、不動産の売買、オフィス・商業ビルのテナントリーシングと、幅広く経験しました。合間には東洋大学の大学院で経済学の修士号を取得。鉄道会社へ出向し、別会社での業務も経験。
現在は再び、ヒューリックの開発事業部に戻ってきました。短期間でこれほど濃密な経験を積める会社はそうないと思います。

多様な経験を糧に、
開発のプロを目指したい。
まちづくりへの興味から、再び開発の業務に携わることができるのは嬉しく感じており、今後はこれまでの経験や培ったスキルを活かしながら「開発のプロ」を目指したいと思っています。
例えば、売買の仕事では、外資系ファンドから複数物件を取得、それを短期間で様々な先に売却し利益をあげた案件が印象に残っています。交渉慣れしたプロの投資家を相手に、少しでも有利な条件で不動産を取得すること。それをより高い金額で売却できる先を見つけ、決済にまで漕ぎつけることは大変な忍耐を要しました。
それでも粘り強く対応し続けた成果が「利益」となり少なからず会社に貢献できたことで、大きな達成感を味わうことができました。交渉の面白さに気づいたのもこの頃だと思います。
また、当社の開発・保有物件への入居を提案・営業するテナントリーシングの仕事は、お客さまが不動産に求めるニーズが極めて多様であることを実感する貴重な経験となりました。
駅近で大通りに面し、視認性の高いビルは確かに人気がありますが、あえて大通りから一本入った見えにくい物件を「隠れ家」と、長い上り坂の先にある物件を「眺望のよい高台立地」と、高く評価する方々もいます。
一見難しい立地も、そういったニーズをすくい取って開発ができれば大化けする可能性があるのだと、改めて不動産の面白みを感じました。
さらに、この仕事では営業先の社長や役員に直接提案できることも少なくありません。
拠点の移転は、損益にどのような影響を与えるか、ビルの格が上がることで取引先からの印象が変わるか、新たな執務空間は従業員の士気を上げるか、新卒採用で来社する学生によい印象を持ってもらえるか、といったように、経営戦略上の大きな要素になります。経営者が求めることやその考えを間近で感じられるのも、この仕事の醍醐味です。

出向して気づいた、
ヒューリックの魅力。
「もし、鉄道会社に入社していたらどうなっていただろう?」入社後ふと考えることもありました。だからこそ、鉄道会社への出向の話を聞いた時は、戸惑いはもちろんのこと、嬉しさもありましたね。
出向先では、鉄道を利用するお客さまの利便性向上のため、地下と地上部を結ぶ動線のバリアフリー化を目的に開発用地を購入する業務を担当しました。利益だけでなく公共性を重視し、まちづくりに寄与する貴重な経験ができ、満足しています。
一方で、社外に出て改めてヒューリックの魅力に気づくこともできました。事業の先進性や意思決定の速さ、個々人に任される裁量や責任の大きさ、それぞれが自身の仕事のやりがいにつながっていると感じます。
企業規模、事業領域やその内容、社風。どれをとっても「ヒューリックに入社してよかった」と思えたことが、私の成長と言えるかもしれません。
