Interview

知識が増えるほど、
知らないことが増える。
半歩先をつくる仕事は面白い。

&
KENTAROU
FUJITA

藤田 健太郎

営業推進部事業投資室 / 2018年入社 /
法学部政治学科卒業

  • 不動産部門
  • 2010年代入社
  • 新卒入社

学生時代は国内の地方自治体の政策や課題を中心に学ぶ。2年間カナダの高校に通っていた経緯から国際分野にも関心を持ち、サークル等では国際交流活動に注力。就職活動当初は海外展開をしている損害保険やメーカーを中心に受けるが、大手不動産のインターンをきっかけに不動産事業に興味を持ち、説明会・選考を経て、入社後の自分の姿を想像できたヒューリックに入社。

※所属部署・役職・内容は取材当時のものです。

Careerこれまでのキャリア

入社1〜4年目

アセットソリューション第三部に配属。不動産の取得・売却業務をはじめとして、物件の事業性の分析、契約交渉など幅広い業務に携わる。

入社4年目〜

営業推進部事業投資室に異動。CVC(コーポレート・ベンチャーキャピタル)の立ち上げメンバーに抜擢され、現在に至る。

解像度が違う、ヒューリックの採用。
ぼんやりしていた視界が、
クリアになった。

周りと比べるとぼんやりした就職活動生でした。行きたい業種もやりたいこともないまま広く様々な会社を覗いていたのが、大学3年の初め頃。
高校時代2年間カナダで過ごしたので、海外展開している会社もいいなとか、出かけることが好きで建物や美しい街並みにも興味があったので、街づくりも面白そうだなとか。そんな風にぼんやりイメージしていた未来を、くっきりはっきり見せてくれたのがヒューリックです。
社長自ら登壇する説明会、人事部ではなく現場で働いている社員との面接、話が全部具体的なんです。自分がどんな仕事をするのか、ヒューリックがどんな挑戦をするのか、未来がイメージできた。だから入社後もギャップを感じることはありませんでした。

一番のギャップは同期と会った時ですね。「変革とスピード」を掲げている会社だし、自己主張が強い人が多いんじゃないかなと予想していたのですが、同期はみんな物腰柔らかで、話しやすい。いまだによく集まりますし、仲がいいですね。

すべてが知らないことだらけ。
毎日誰かに質問していた新人時代。

入社後はアセットソリューション部に配属されました。特に印象に残っているのは、外資系企業の本社ビルの取得業務です。
もともと売買が想定されていない物件を売買用に仕立てる点で難易度が高く、さらに外資系ということもあって売買においての要望や条件が特殊で、交渉は難航。売主も不動産に慣れていないため、相手の立場に立った説明も必要でした。
私と上司の2人でどっぷり1年半。根気も養われたと思います。課題が多い案件だったので、契約決済できた時はほっと胸をなでおろしました。
文系出身で不動産の知識もない。不安を抱えながらの新人時代でしたが、きちんと教えてくださる先輩ばかりなので、毎日誰かに質問をしていたように思います。

同じ不動産は二つとありません。しかも、リーガル、財務、ファイナンス、設備などそれぞれ個別の課題があります。エンジニアや弁護士など専門家の力を借りなければ遂行できない仕事も山ほど。
しかし、社外の相手にとって、「物件の担当者」は私です。見栄を張ってわからないことをごまかしたりしない。ここまでわかるがここからわからないなど、自分の理解を細かく整理し、不明瞭をなくした上で業務を進めること。新人時代に一番意識していたことです。

水の再生処理に自動運転システム。
未知なる可能性を追いかけています。

現在は営業推進部事業投資室にて、ファンドを組成し若い企業を支援するCVC(コーポレート・ベンチャーキャピタル)事業に携わっています。スタートアップ投資にビジネスチャンスを感じていたことが役員の目に留まり、CVC事業の立ち上げメンバーに選んでいただきました。
私はヒューリックの出資領域のうち、今は環境分野に、具体的にはAIを使った水の再生処理システムを開発しているベンチャー企業の出資に関わっています。技術は開発段階ですが、ゆくゆくは自社のビルに水再生処理施設の導入ができればと注視しています。

最近は自動運転システムに関連した会社への出資にも携わっています。水の再生処理も自動運転も、正直まったくの専門外。しかしながら、不動産と連携することで、どこも手がけていない新たな可能性が拓けるかもしれない。関連書籍を読むなど地道に勉強しています。
また、ベンチャー企業は歳が近い方が社長をやっていることも少なくありません。同世代の方が手がける未知の技術、未知の事業。個人的にも大いに刺激をもらっています。投資対象が不動産からベンチャー企業に変わったことで、対象を俯瞰で見つめる「鳥の目」を手に入れられたことも一つの進歩です。
今も手探りの日々が続いていますが、「世の中の半歩先を目指す」のがヒューリック。だから、どんなことでもまずやってみようと前向きに動く。高いハードルがある場合でも、どうやったら乗り越えられるか考えて動く。僕自身の性格も行動もだんだんポジティブになってきたように思います。

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