Interview
二兎も三兎も追いかける。
よくばり人生を
自分の手でつかめる会社。

田中 美衣
経営企画部 / 2016年入社 /
法学部法律学科卒業
- 企画管理部門
- 2010年代入社
- 中途入社
法学部卒業後は法科大学院へ進学し、弁護士として法律事務所に7年間勤務。妊娠・出産を機にワークライフバランスの見直しを図り、仕事と生活の両立に前向きな姿勢に共感したヒューリックに入社する。法務・コンプライアンス部にて4年間、法律に関わるアドバイス業務を担当したのち、現在は経営企画部にて、キャリア十数年目にして初めて法務以外の業務にも従事している。
※所属部署・役職・内容は取材当時のものです。
Careerこれまでのキャリア
入社1〜5年目
法務・コンプライアンス部に配属。契約書のチェック、各部からの法務相談への対応、取締役会・株主総会の運営にも携わる。
入社5年目〜
経営企画部に異動。資本戦略が担当業務となり、異動1年目に公募増資を主担当として経験。その他経営計画の策定、業績予想・配当予想に関する業務などを担当する。
弁護士になったものの、
仕事と子育てのジレンマで
もがいた日々。
子どもが産まれて、仕事と子育ての両立に励もうと頑張ってみたものの、現実は「すいません…」と上司や仕事関係のみなさんに頭を下げる日々。子どもの急な病気は仕方がないものだと頭では理解しつつも、こんなに周囲に迷惑をかけてまでやる「両立」ってなんだろうと悩んでいました。
だからヒューリックの面接で、優しく話を聞いてもらった時はびっくり。よくある建前ではなく「オフィスに保育園があるよ」といった具体的なプランまで提示してくれた。
ふと、なぜ私が弁護士を目指そうと思ったのかを思い出しました。主体的に動ける仕事をしたかった。たくましく自立できる仕事がしたかった。
そんな理想を捨てなきゃやっていけない現実のジレンマの中でもがいていたので、入社が決まった時は「よし、もう一度頑張れるぞ」と本当に嬉しかったです。

めまぐるしい相談の数。
責任があるから、
ゆるい仕事はできない。
1年目に配属された法務・コンプライアンス部の法務メンバーは私を含めて2名。もう1人も弁護士でした。契約書のチェック、各部の取引において法的にどんな問題があるかなどの個別相談など、多い時は15分刻みでスケジュールが埋まるほど目まぐるしく動く。決算前になると一日何十件も相談が舞い込んだり、本当にとてつもない量をこなしました。
民間企業の中で働くのは初めてでしたが、分野が特定されている分、弁護士時代よりも深い知識が求められるため、改めて学び直すことも多かった。アドバイスする立場の責任は重く、背筋が伸びました。
経営企画部に異動した1年目、公募増資のプロジェクトの主担当として抜擢していただいたことも。
法務・コンプライアンス部に所属していたときに法務の立場で各種プロジェクトに関与することはあったものの、公募増資は法務の立場としてではなく、経営企画メンバーとして携わった。法務以外の仕事をさせてもらう機会に恵まれるとは思っていなかったのですが、新しい事にチャレンジするってこんなに楽しいんだと充実感でいっぱいになりました。

ワークライフバランスは
ゴールじゃない。その先をつかむ。
よくばりに成長する。
仕事のスタイルも変わりました。弁護士時代は一人で仕事を抱え込みがちなタイプでしたが、組織の一員として、みんなで協力しながら業務に取り組むように。開発のプロ、取引のプロ、異なる専門性を持った人との仕事は刺激があって面白いです。
「ありがとう」と言ってもらえると、もっと頼りにされる専門性を磨こうとモチベーションも湧きます。福利厚生制度をうまく活用しながら、「高い専門性が必要で責任も大きい仕事」にチャレンジできているのは、やっぱり嬉しいですね。
専門家として成長したい、法律以外の領域にもチャレンジもしたい、家庭人としても頑張りたい。よく考えたら両立と言わず、二つも三つも、自分のやりたいことまでやれていますね。二兎も三兎も追って、よくばりに成長していきたいです。
