Interview
上場、IR、将棋。
思いもよらぬ仕事のおかげで、
世界が広がりました。

島田 祥代
経営企画部 / 2007年入社 /
法学部法学科卒業
- 企画管理部門
- 2000年代入社
- 新卒入社
学生時代は法学部法学科の刑法ゼミに所属。働き易い環境、安定した業績と、上場を目前としている成長性、面接担当者の人柄への信頼が決め手となりヒューリックに入社。入社後は上場準備サポート業務などを担当し、2008年11月11日には当時の社長・西浦(現:取締役会長)が上場の鐘を鳴らす瞬間にも立ち会う。IRサポート業務や広報を経て、現在は経営企画部に所属。
※所属部署・役職・内容は取材当時のものです。
Careerこれまでのキャリア
入社1年目〜
総合企画部に配属。会議運営、上場準備サポート業務などを担う。
入社2年目〜
広報・IR部に異動。会社案内・HP・株主通信などの広報業務、IRサポート業務、株主対応などに携わる。
入社11年目〜
経営企画部に異動。経営計画の策定に加え、社会貢献活動の一環として女流棋戦の運営に携わる。
右も左もわからない新人、
上場準備に大奔走。
現在就職活動をされているみなさんが見ているヒューリックと、私が入社した2007年のヒューリックはびっくりするくらい違います。成長性・革新性に惹かれて入社したものの、まさかこんなに成長するとは。
当時はこの会社が「ヒューリック」という社名になったばかり。上場を目指すということで上場準備のサポート業務を担いましたが、まったくの無知な状態だったので、サポートとはいえ大変でした。「今日は二十議案あるからそれぞれの資料を揃えなきゃ」とか、「必要書類にハンコをもらわなきゃ」とか、本当に細かい手続きに関わりました。
新人なんですが、当時社長だった西浦と関わる機会が多かったです。上場日に目の前で東証Arrowsの鐘を鳴らす姿を見た時は感慨深かったですね。
一般的に上場というと華やかでスマートなものに感じられますが、たくさんの人の地道な努力が積み重なって実現できるものなんだと肌で実感しました。経験もないゼロの私でしたが、本当に貴重な体験をさせてもらったと思います。

裏方であるバックヤードに
おいても一貫。
ヒューリックイズム、
変革とスピード。
ヒューリックのモットーである「変革とスピード」。このワードを聞くと投資や開発などの事業を連想される方も多いかもしれませんが、事業を裏側で支えるバックヤードの仕事においても一貫しているんです。
上場後は株主優待制度の導入などを担当したのですが、その一連の流れも早かった。株主優待制度を導入して間もなく、継続して当社を応援してくださる個人投資家の方に対して長期保有制度も導入。そのおかげもあってか、徐々に長期保有の方が増えたように思います。
IR業務では、機関投資家に対して個別に行脚したこともあります。ヒューリックは海外の投資家からの注目度も高く、英語でのプレゼンもあるのですが、流暢な英語で将来性を語る部長の背中はかっこよかったですね。
また、上場後はリーマンショックの後だったので、厳しいことを言われることもありましたが、「伸び代があって面白いね!」と評価してくれる方も多く、世の中には様々な会社を見る物差しがあることも学びました。

未知のものに関わるって、面白い。
世界が広がる。私も広がる。
現在所属する経営企画部では、経営計画策定業務にも関わる一方で、社会貢献活動として、将棋文化の支援・女性の活躍推進を応援すべく、女流棋士の将棋の大会の主催・運営を行っています。
担当の私は将棋の駒の並べ方も知らない素人。緊張しながらも、将棋界のレジェンドのような方々にご挨拶したり、会場手配、タイムスケジュールの管理…本当に社内外の方々に教えてもらいながらなんとか無事に大会を終えることができました。
余談ですが、テレビで報道された時に「これがお母さんのお仕事だよ」と息子に話したところ、将棋に興味を持ってくれたんですよ。今では時々一緒に指すこともあります。
入社してからあっという間に十数年。若手が増え、女性比率も増え、ますます変革とスピードのヒューリックへと成長しています。
未知の分野へチャレンジすることも多いですが、そもそもうちは、常に半歩先を行く会社。これが通常運転です。だからこそ、チャレンジを恐れず突き進める大人でありたいです。
